競馬 天皇賞 春 データ分析
しょうりんです。こんばんわ!!
今日は今週末に行われるG1 天皇賞 春のデータ分析を行います!!
最強ステイヤーを決する大一番
天皇賞(春)はJRAの平地GⅠでは最長距離となる芝3200メートルで争われる。2017年以降は単勝1番人気馬が3年連続で連対を果たしているが、それ以前となると1番人気馬の連対は2006年の優勝馬ディープインパクトまでさかのぼらなければならない。最強ステイヤーを決する一戦には、どのようなレース傾向があるのか。過去10年のデータを分析する。
前走に注目
過去10年の出走馬について、前走別の成績をまとめると、出走頭数の多い「阪神大賞典」組と「日経賞」組が、3着以内馬の半数以上(計16頭)を占めているものの、好走率の数値はあまり高くない。注目したいのは「大阪杯」組で、GⅡ時代も含めれば該当する延べ15頭のうち6頭が連対を果たしている。
前走3着以内馬が優勢
過去10年の出走馬について、前走の着順別に成績をまとめると、3着以内馬延べ30頭中23頭は前走でも3着以内に入っていた。まずは、前走で上位に入っていた馬に注目すべきだろう。
年明け1戦の馬が強い
過去10年の出走馬について、年明けの以降の出走回数別に成績をまとめると、連対馬延べ20頭中15頭は年明け以降の出走回数が1回の馬で、「1回」組は好走率でも「2回」組と「3回以上」組を大きく上回っている。年明け以降に複数回出走している馬よりも、1回だけ出走していた馬を重視したい。
GⅠを除く直近のレースでの単勝人気をチェック
過去10年の出走馬について、GⅠを除く直近のJRAのレースでの単勝人気別に成績をまとめると、連対馬延べ20頭中15頭は該当したレースで3番人気以内に支持されていた。古馬最高の栄誉を懸けて争われる一戦だけに、GⅠ以外のレースに出走すれば上位人気に支持されるような馬を重視したい。
GⅠ・GⅡ連対歴をチェック
2013年以降の過去7年の優勝馬延べ7頭は、いずれも3走前までに芝2500メートル以上のGⅠ・GⅡで連対していた。勝ち馬を検討する際は、近走での長距離実績に注目したい。
血統
近年はディープインパクト(=ブラックタイド)、ステイゴールド、ハーツクライの三つ巴状態で、これら以外の種牡馬の産駒は2012年を最後に7年も連対できていないほど。なお、ステイゴールドは産駒が4勝を挙げており、これはサンデーサイレンスと並ぶ天皇賞(春)の最多勝タイ記録でもある。